両家顔合わせは、これから親族となる家族同士の大切な挨拶の場です。
結婚する二人とその両親で行う場合が一般的ですが、地域やお互いの事情によっては兄妹などが同席する場合もあります。
そんな大切な行事である両家顔合わせですが、事前準備ができていないとグダグダになってしまい、せっかくの場が台無しになってしまうことも。
せっかくなので思い出に残る素敵な顔合わせにしましょう!
そんな残念なことにならないよう、この記事では両家顔合わせの場で気を付けるべきポイントについて詳しく解説していきます。
- 両家顔合わせはいつ頃行うべきか
- 両家顔合わせを成功させるポイント
- 両家顔合わせを行った人のリアルな感想
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両家顔合わせはそもそもいつ行う?
そもそも両家の顔合わせはいつ頃開くのが良いのでしょうか?
両家顔合わせは、一般的に婚約から結婚式の間に行う事が多いのが特徴です。
入籍の半年から3ヶ月前くらいまでにスケジュールを組むと良いでしょう。
僕たちも入籍前、プロポーズの3ヶ月後くらいに行いました!
どちらかの親族が遠方の場合や昨今のコロナ禍の状況では、なかなかスケジュールが組みが大変になる可能性もあります。
入籍や結婚式のスケジュールにも影響しますので、早め早めの準備と確認がおすすめです。
顔合わせがぐだぐだにならない5つのポイント
顔合わせは両家の親族同士が、これから1つの家族になるための大切な場です。
過剰な緊張は必要ないですが、しっかりと準備をして望むことをおすすめします。
事前準備が足りていなかったり、緊張してしまったりすると、終始ぐだぐだで顔合わせが終わってしまうことも。
そんな状況にならないように、実際に僕が顔合わせを行った際に注意したことや「顔合わせ後にこうしておけば良かった」という点を5つのポイントにまとめました!
事前に準備をしておけば段取りが分かっている分、過度に緊張することもなく「今は何の時間?」といった間延びも防げるのでおすすめです。
- 顔合わせ当日の事前確認はしっかりと!
- 当日の役割分担を決めておく
- 当日のおおまかなプログラムを考えておく
- 事前に話題を考えておけば沈黙も怖くない!
- 最近のトレンドは顔合わせ用のしおりを手作り
順番に1つずつ解説していきますので是非参考にしてみてください。
1.顔合わせ当日の事前確認はしっかりと!
まずは会場や大まかな決めごとを両家ですり合わせしておくのがおすすめです。
- 両家の集合時間と場所
- 顔合わせ当日の席順
- 当日着用の洋服について
- 会計の方法と誰が支払うのか
- 食事メニューの確認
- 閉会後の流れ
1つずつ詳しく見ていきましょう。
両家の集合時間と場所
両家顔合わせの会場は、両家が一緒に会場へ入ります。
片方の親族が先に入って待つということはありません。
だからといって顔合わせ前に、親族同士が長く顔を合わせるのも気まずい思いをします。
そこで新郎と新婦がそれぞれの家族と事前に合流し、開始5分くらい前に会場に着いて一緒に着席するのがスマートです。
ここは2人がそれぞれの家族をエスコートしてあげると、スムーズに顔合わせが始められるのでおすすめです!
顔合わせ当日の席順
顔お合わせ当日の席順にも決まりがあります。
・上座(奥側の席)が新郎側の親族、下座(手前側入り口近く)の席に新婦側の親族が座る
・並びは入り口から最も遠い、奥の上座の席から順に父、母、兄妹、新郎or新婦の順
基本的に奥側の席に新郎の家族、入り口に近い方の席に新婦側の家族が座り、入り口に近い席に新郎新婦の2人が座ります。
基本的に上記の内容でほぼアレンジすることはないので、事前に簡単に確認しておきましょう。
当日着用の洋服について
当日の服装についても、ある程度両家ですり合わせをしておくのが良いです。
片方は比較的カジュアルな格好なのに、もう片方がしっかりとフォーマルだと、非常に気まずい思いをします。
父親はスーツなのかそれとも襟付きのシャツくらいなのか、母親は綺麗目なワンピースでなど、2人がパイプ役となって服装をどこまでフォーマルに揃えるのかをあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
会計の方法と誰が支払うか
会計については「誰が」「いつ」払うのか、しっかりとお店とも共有しておくのがベストです。
「払うつもりでいたらいつの間にかあちらの父親が支払っていた」という話もよくあります。
また、明確に決めておかないとお会計の伝票を両家で取り合うといった事態も起きかねません。
知らないうちに支払いを済ませるようなことのないよう、顔合わせをするお店のスタッフとも事前に打ち合わせをしておくのがおすすめです。
誰かがトイレに立った際にお会計をしようとしても「既にお代は頂いております」とお店のスタッフさんから断ってもらうようにするとスマートです。
費用については2人が出すのか、両家で折半するのか、当日になって慌てないように事前に決めておきましょう。
食事メニューの確認
当日のお食事メニューを、アラカルトで注文する形式にするのか、あらためてコースを頼んでおくのかも事前に決めておきましょう。
注意が必要なのはドリンクやデザートで、当初予定よりも費用が増える場合もあります。
事前に金額を確認していた場合でも、多めに現金を持っておくか、もしくはカードが使えるのかなどを確認しておくのがおすすめです。
2.当日の役割分担を決めておく
当日ぐだぐだになってしまわないよう、あらかじめお願いしたい役割を決めて依頼しておくと、当日スムーズに顔合わせが進行できます。
「挨拶は誰がするのか、乾杯は?締めのあいさつは?」
と意外と当日の役割は多いものです。
当日の役割には以下のようなものがあります。
- 進行役(例.新郎)
- 会計役(例.新婦)
- 注文役(例.新婦)
- 写真係(例.二人の兄妹)
あらかじめどんな役割が必要かを確認し、誰が担当するのが適任か2人で話し合っておきましょう。
3.当日のおおまかなプログラムを考えておく
両家顔合わせは、一緒に食事を取りながら両家の親睦を深めることが目的ですが、近年はさまざまなプログラムを顔合わせの場に入れる事も多くあります。
さまざまな先輩花嫁さん、花婿さんにリサーチしたところ、下記のようなプログラムが多く取り入れられているようです。
- 家族の紹介
- 婚約記念品のお披露目
- 記念撮影
- 婚姻届へサイン
両家揃っての記念撮影はなかなか機会が有るものではないので、この機会にぜひ撮っておくと後々思い出になりますし、結婚式でも利用できます。
また、両家顔合わせの場で両親に婚姻届の証人欄にサインをもらえると、セレモニー感もあり厳かな雰囲気を演出できるのでおすすめです。
4.事前に話題を考えておけば沈黙も怖くない!
両家顔合わせで初めて両家が対面する場合、緊張のあまり話が弾まなかったり沈黙が多くなってしまう事もしばしば。
そんな場合も、あらかじめ2人で話題を考えておくと沈黙も怖くありません。
顔合わせの際に盛り上がりやすい話題の例をいくつか紹介します。
- 家族の紹介やエピソード
- 2人の小さい時や学生時代の話
- 住んでいた地元の話
- 2人のなれそめの話
家族のエピソードでは、両親の趣味や兄弟の特技などに触れ、その話を当人に振ることで自然と会話が盛り上がります。
2人の小さい時の話は、相手側だけでなく自分の両親も懐かしんで喜んでくれる話題です。
その際にアルバムを1冊持っておくと、自然と会話も弾むのでおすすめです。
その他にも現在両親が済んでいる場所や生まれ育った故郷の良いところを紹介し、「落ち着いたら是非遊びにいらしてください」とお互いの親睦を深めるための旅行を提案してみるのも良いでしょう。
5.最近のトレンドは顔合わせ用のしおりを手作り
最近は両家顔合わせのために、事前に当日のしおりを準備するのもトレンドです。
インスタグラムでも、それぞれ趣向を凝らしたしおりを作成しているカップルも多くいました。
オシャレで洗練されたデザインのしおりは参考になります!
和柄のしおりも人気デザインの1つです。
きちんと感も出るので、両家顔合わせにはピッタリです。
ベースとなる紙は100均のものでもOKとのこと。
表紙のカラーリングもとっても素敵です。
作成したしおりはとっておけるので、両家顔合わせの良い思い出にもなります。
また「結婚式当日の席次表を作成する練習にもなるので作りたい」という花嫁さんも多くいるようです。
顔合わせでの堅苦しくない挨拶
顔合わせでの挨拶は、堅苦しくならないように心掛けることが大切です。
堅苦しくないけど、カジュアル過ぎない挨拶って難しくない?
そこでここからは、簡潔で心のこもった挨拶の方法、自己紹介のポイント、ユーモアを交えた和やかな挨拶について説明します。
- 簡潔で心のこもった挨拶
- 自己紹介のポイント
- ユーモアを交えた和やかな挨拶
簡潔で心のこもった挨拶
挨拶は簡潔に、かつ心のこもった内容にすることがポイントです。
長々と話すよりも、感謝の気持ちをしっかり伝えることが大切です。
例えば、「今日はお越しいただきありがとうございます」といった、シンプルで真心のこもった言葉が好印象を与えます。
また、家族への感謝の言葉を交えることで、より温かみのある挨拶になります。
短いながらも心のこもった挨拶が、好印象を与える鍵ですね!
自己紹介のポイント
自己紹介では、自分の名前や仕事、趣味などを簡潔に伝えると良いでしょう。
- 自分の名前
- 今就いている仕事
- 興味のあることや趣味
また、相手に興味を持ってもらえるようなエピソードを交えると、会話が弾みやすくなります。
例えば、趣味や最近の出来事について話すことで、共通の話題が見つかることもあります。
さらに、自己紹介の際には、相手の話にも耳を傾けることが重要です。
自分の番が終わったからと、ボーっとしていてはダメですね!
自己紹介は、初対面の相手との距離を縮める大事なステップだということを覚えておきましょう。
ユーモアを交えた和やかな挨拶
ユーモアを交えることで、緊張を和らげることができます。
ただし、相手を不快にさせないような内容を選ぶことが重要です。
苦手な人は無理しなくても大丈夫♪
例えば、軽いジョークや笑い話を交えることで、場の雰囲気が和やかになります。
また、ユーモアは相手との親近感を深めるための効果的なツールです。
ユーモアを適度に交えた挨拶は場を和ませられるので、余裕があれば考えてみましょう。
実際に顔合わせをした人のリアルな感想を紹介
ここからは、SNS上で見つけた両家顔合わせのリアルな感想を紹介していきます。
結婚する二人が両親を招待する場合はこういったサプライズを用意するのもいいですね♪
思い出にもなるし、会も素敵に締めくくれて良いアイディアですね!
最近はオリジナルのガーランドやしおりなど、結婚式だけでなく両家顔合わせの場で使用するアイテムを手作りするのもトレンドです。
せっかく手作りしたアイテムは、ぜひインスタなどのSNSで発信して、これから顔合わせ予定の後輩花嫁・花婿さんの参考になるよう共有してあげてくださいね!
両家の顔合わせはこれから親族となる家族同士が「どうぞこれからよろしくお願いします」と挨拶をして交流する場です。
今後の家族付き合いにも関わる大事な行事ですので、事前準備をしっかりと行い、無事滞りなく終えられるよう頑張りましょう。
こういった行事に慣れている人はいないので、やっぱり終わった後はくたくたに疲れてしまいますよね。
無事に終わった後はパートナーを労い、二人でゆっくりお疲れ様会をしてみてはいかがでしょうか。
両家顔合わせについてよくある質問
ここからは、両家顔合わせでよくある質問とその回答を紹介します。
顔合わせに関する疑問は事前に確認して解決して臨めるようにしておきましょう。
- 両家顔合わせ時の2人や両親の呼び方は?
-
お互いの呼び方は、普段どのように呼んでいたとしても「〇〇さん」という形で【名前+さん】で呼ぶのが良いでしょう。
相手の両親のことを呼ぶ場合は、それぞれ「〇〇さんのお父様」「〇〇さんのお母様」もしくは「〇〇さんのお義父さん」「〇〇さんのお義母さん」と呼ぶようにしましょう。
- 両家顔合わせの会場はどちらが予約する?
-
基本的には男性側の家が主導して予約などを行います。
しかし、2人が主催する場合は2人で両家の要望をヒアリングしながらすり合わせを行い、予約も2人で行う場合もも多いようです。
- 会場入りするタイミングは?
-
両家顔合わせ時に会場入りするタイミングは、基本的に両家が揃って会場入りするのが礼儀です。
もし先に到着しても会場には入らず、待合スペースやロビーなどで待機し、両家が揃い次第一緒に会場入りするようにしましょう。
両家顔合わせがグダグダにならない事前確認オススメ5選のまとめ
両家顔合わせは事前準備さえしっかりしておけば、安心して当日を迎えられグダグダになることはありません。
今回紹介した5つのポイントさえ抑えておけば、滞りなく両家顔合わせを執り行うことができますので、ぜひ二人で事前に確認しておきましょう。
- 顔合わせ当日の事前確認はしっかりと!
- 当日の役割分担を決めておく
- 当日のおおまかなプログラムを考えておく
- 事前に話題を考えておけば沈黙も怖くない!
- 最近のトレンドは顔合わせ用のしおりを手作り
余裕があれば、しおりなどのオリジナルのペーパーアイテムを作成してみるのもおすすめです。
アットホームな思い出深い顔合わせの場になるだけでなく、結婚式でのペーパーアイテム作成の練習にもなります。
オリジナルのかわいいペーパーアイテムを二人で協力しながら手作りして、気分を盛り上げながら楽しく両家顔合わせに向けて準備していきましょう。