結婚式では友人や職場の仲間など、多くのゲストを招待して二人の結婚を報告します。
しかし、近年では感染リスクを減らす観点からも、親族だけで少人数の結婚式を希望するカップルが増えています。
- 大人数の結婚式は少し恥ずかしい。
- 職場の上司や同僚を結婚式に呼びたくない。
- 本当に祝福してくれる親族だけでアットホームな式をあげたい。
- 結婚式にあまり費用をかけたくない。
義理や付き合いなどを優先するよりも、本当に心から祝福してくれる親族だけを招待して心に残る結婚式がしたい。
でもいざ親族だけで結婚式を挙げる場合、親族だけだと盛り上がりに欠けてしまうことも多くあります。
全然盛り上がらずにシーンとしちゃうかも?
特別な結婚式なのに普通の食事会になっちゃったらどうしよう?
この記事では、親族だけの結婚式を検討しているあなたの不安を解消します。
きちんとポイントを押さえれば親族だけでも演出次第でアットホームな結婚式を楽しんでもらえますよ!
おすすめの演出や親族だけの結婚式で気をつけるべきポイントも紹介していますので、どうぞ最後までご覧ください。
【結論】親族だけでも演出次第でアットホームな式を楽しんでもらえる!
親族のみの少人数結婚式でも、演出次第でゲストに式を楽しんでもらえます。
親族だけの結婚式には、大人数の披露宴にはない少人数ならではの良さがあるからです。
ゲストと新郎新婦の距離感が近いので、ひとりひとりにこれまでの感謝の気持ちを十分に伝えられます。
職場の上司や同僚などに気をつかったりする必要もありません。
少人数で気心が知れている親族だからこそ、ゲスト全員が一体感を持って楽しめるアットホームな結婚式が実現できるのです。
親族のみでも盛り上がるおすすめ演出5選
ここからは、親族だけの結婚式でも盛り上がるおすすめの演出を5つ紹介します。
- フラワーガールやリングボーイを依頼しておく
- ゲスト全員でリングリレー
- 両親への感謝の手紙や記念品の贈呈
- ゲスト一人一人との思い出やメッセージを伝える
- プロフィールムービーには親族との写真を多めに入れて作る
ひとつずつ順番に解説します。
フラワーガールやリングボーイを依頼しておく
親族の中に小さな子どもがいる場合、フラワーガールやリングボーイをあらかじめ依頼しておくのもおすすめです。
◎フラワーガール・・・バージンロードに花びらをまき散らしながら花嫁を誘導する役の女の子。
◎リングボーイ・・・結婚指輪を運ぶ役目の男の子。指輪はリングピローにのせて運ぶ。
いずれも4歳ぐらいから小学校低学年ぐらいまでの女の子と男の子が適役。
新郎新婦の姪や甥など、小さな子どもがいる親族に前もってお願いしておきましょう。
元気でかわいい子どもたちの姿に、ゲスト全員が笑顔になってくれること間違いなしです。
ゲスト全員でリングリレー
ゲスト全員でのリングリレーも、親族がひとつになれる人気の演出です。
リングリレーとは長いリボンに結婚指輪を通し、ゲストが順番に後方から前方の新郎新婦の元へとリレーで指輪を運ぶセレモニー。
ゲスト全員の手によって結婚指輪を新郎新婦の元に届けた後、指輪交換の儀式を行います。
小さな子どもから年配のゲストまでみんなが参加できて、全員に一体感が生まれるのが大きな魅力。
ゲストの人数が多いと時間がかかり間延びした印象になってしまいますが、親族のみで人数が少ない結婚式では特におすすめです。
ゲスト全員でふたりの結婚を承認するという意味を持っているので、出席者同士で感動も共有できます。
両親への手紙や記念品の贈呈
新郎新婦が両親へ感謝の手紙を読むシーンは、結婚式で最も盛り上がる演出のひとつです。
心のこもったメッセージに、思わずもらい泣きする人も多い感動的な場面です。
通常は手紙を読んで花束を贈呈するだけの印象もありますが、そこに記念品のプレゼントをプラスしてみてはいかがでしょうか。
形式的なギフトではなく実用的なものを記念品に選べば、両親もきっと喜んでくれるでしょう。
大人数の披露宴なら、両親はホスト側にまわるため記念品をもらうことを躊躇してしまうかもしれませんが、親族だけならそんな遠慮も無用。
気心の知れた親族のみがゲストなら、新郎新婦と両親の姿をほほえましく見守りながら感動を共有してくれるはずです。
ゲスト一人一人との思い出やメッセージを伝える
席札に名前だけでなく心のこもった手書きのカードが添えられていたら、喜んでもらえると思いませんか。
ゲストが少人数なら、手書きのカードを事前に準備することもさほど大変ではありません。
親族一人一人との思い出のエピソードや、これまでお世話になったことへの感謝の気持ちを伝えましょう。
カードは席札のほか、ウエルカムドリンクと一緒に手渡しするなど、渡すタイミングもさまざまに工夫できます。
プロフィールムービーには親族との写真を多めに入れて作る
プロフィールムービーの中に親族の写真を多めに入れたり、親族とのイベントの画像を多く入れることで、ゲスト全員とともにこれまでの思い出を振り返ることができます。
プロフィールムービーとは、新郎新婦の生い立ちや、ふたりが出会って結婚に至るまでの道のり、未来への抱負や感謝の気持ちなどをまとめた映像作品。映像制作会社へ依頼する、または自作することも可能。
人数の少ない結婚式なら、観るだけではなく全員参加型のプロフィールムービーを作れるので、とても喜んでもらえるでしょう。
親族だけの結婚式だと盛り上がらない理由を解説
それでは、なぜ親族だけの結婚式だと盛り上がらないのでしょうか。
その理由を知っておけば、いざ自分の結婚式の際にも事前に対策が立てられます。
よくある例がこちらです。
- 結婚式というより、ただの身内の食事会になってしまう。
- フラワーシャワーなど華やかなセレモニーで寂しい雰囲気になる。
- 写真を撮る人が少ない。(間がもたない)
少人数で予算も少ないからという理由で演出を少なくしたり、進行や時間配分がいい加減だと、メリハリのない食事会になってしまうことがあります。
フラワーシャワーやバルーンリリースなどの華やかなセレモニーは、友人など若い人が多ければ歓声が上がったりと盛り上がりますが、年配の出席者が多いと淡々とした静かなものになりがちです。
また、ケーキカットや乾杯の時などに写真を撮る人が少ないと、新郎新婦の間(ま)が持たなくて少し気まずい雰囲気になってしまいます。
しかしいずれの場合も、事前に式場担当者に相談して準備しておけば解決できる場合がほとんどです。
予算をやりくりして演出を多くするのは難しいと感じるかもしれませんが、工夫次第で限られた予算内でも心に残るような演出は可能。
華やかなセレモニーは、事前に式場担当者に相談してスタッフの参加により盛り上げてもらったり、写真を撮る人が少なかったらシャッターチャンスを司会者に促してもらったりすれば大丈夫です。
不安に思うことは、結婚式のプロである式場担当者に事前に相談しておけば問題ありません。
親族のみの結婚式で気をつける3つのポイント
親族だけで結婚式を挙げる際に、気をつけるべきポイントを3つに絞って説明します。
・ご祝儀が少なくても料理のクオリティは下げない
・人数に適した会場を選ぶ
・招待しない親族へのフォローを行う
ご祝儀が少なくても料理のクオリティは下げない
親族だけで出席者が少人数の場合、ご祝儀が少ないという現実的な問題があります。
式の費用はご祝儀でまかなうことが一般的ですが、ご祝儀が少ないと負担が増えてしまいます。
負担を軽くするために料理のランクを下げ過ぎてしまうと、結婚式全体の印象がとても悪くなってしまいます。
出席者にとって料理は大きな楽しみであり重要な要素だということを念頭に置いて選びましょう。
限られた予算内でのやりくりは大変かもしれませんが、料理の優先順位を下げ過ぎないように注意が必要です。
人数に適した会場を選ぶ
広すぎる部屋に出席者が少人数の場合、がらんとして寂しい印象を与えてしまいます。
対策としては、最初から人数に見合った小さめの部屋がある結婚式場を選ぶことが重要です。
または広い部屋でもテーブルや装飾物の配置、仕切りなどを使って空間を調整できる場合もあります。
事前に会場を下見して担当者に相談し、確認してから会場を選ぶと良いでしょう。
招待しない親族へのフォローをする
親族の中で招待しない人がいる場合は、事前に結婚の報告をして、式に招待できなかった理由も説明しておきましょう。
招待されなかったことで後々気まずくなったり、他の親族とのトラブルなども防ぐことができます。
式に出席はしないがご祝儀はいただいている場合、ご祝儀の金額の半額を目安としてお返しの品を贈ることも忘れずに。
結婚後の親戚付き合いを円滑にするため、報告とフォローは怠らないことが大切です。
親族のみだと結婚式は盛り上がらない? まとめ
親族だけで少人数の結婚式でも、演出次第でゲストに式を楽しんでもらうことができます。
おすすめの演出は次の通りです。
- フラワーガールやリングボーイを依頼しておく
- ゲスト全員でリングリレー
- 両親への感謝の手紙や記念品の贈呈
- ゲスト一人一人との思い出やメッセージを伝える
- プロフィールムービーには親族との写真を多めに入れて作る
親族のみの結婚式で気をつける3つのポイントはこちら。
・ご祝儀が少なくても料理のクオリティは下げない
・人数に適した会場を選ぶ
・招待しない親族へのフォローを行う
これから親族のみで結婚式をあげようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
事前準備をしっかりと行うことで、身内だけのアットホームな結婚式をプロデュースしてみてはいかがでしょうか。
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