
お祝い事なのは分かるけど、結婚式の費用ってなんでこんなに高いの!?
「ゼクシィ結婚トレンド調査2021 全国版」によると、結婚式と披露宴の実施平均人数は42.8人、平均費用は292.3万円と非常に高額です。
抑えられるものなら抑えて、そのお金は結婚生活や新婚旅行の資金に充てた方が良いですよね。



今回は僕が実際に結婚式の費用を半額以下に抑えた体験談と、
抑えておきたいポイントについて紹介をしていきます!
知っていると知らないとでは本当に数十万円単位で費用が変わってきますので、この機会に是非確認してみて下さいね!
結婚式の費用ってなんでこんなに高いの?
結婚式の費用は人数にもよりますが、約300万円〜500万円くらいが相場です。



めちゃくちゃお金かがかかりますよね。。
一生に一度の事だし妥協はしたくない。
でもこだわればこだわる程、天井知らずに費用は上がっていくのも恐ろしいところです。。
要らないものや妥協できるものは除きつつ、こだわりのポイントはしっかりと抑えた理想の結婚式を挙げられるように考えていきましょう。
ブライダルフェアに参加してコスト感を学ぼう!


百聞は一見に如かず、まずは飛び込んでみるのがオススメです!
ブライダルフェアに参加したり、気になる会場に見学へ行ってみると結婚式のイメージが湧き、全体の雰囲気が掴みやすいです。
ブライダルフェアでは実際に出されるお料理の試食やドレスの試着、そして費用の相談が可能です。
ブライダルフェアに行ってみることで、何にどのくらいお金がかかるのか、と言う部分が見えてくるので、これから式を挙げる方は是非足を運んでみましょう。


ブライダルフェアによっては試食会がフルコースの事もあります。
まずはデート気分でリサーチするのもオススメですよ!





いきなり行ってみるのはいいけどどんな格好をしていけばいいの??
そんな方はぜひこちらの記事をご覧下さい。
ブライダルフェアに10件参加した現役メンズデザイナーの私が、実体験からオススメの服装を解説しています。


ブライダルフェアに参加する際の注意点は、いきなり本命の式場へ行かないこと。
他にも見るつもりでいたけれど、本命のところに1番最初に行ってしまい



どんどん予約が埋まってきているから急いだ方がいい
と言われ1箇所しか見ていないのに決めてしまった、と言う話もあります。
まずは相場を知ったり自分達の気になるポイントの洗い出しの為にも、第一希望では無いけれどいいなと思う所へ行ってみると良いでしょう。
ブライダルフェアは行けば行くほど各式場の特徴や強み、自分達のこだわりたいポイントなど実際の式についても詳しく知る事ができます。
可能であれば幾つか回ってみるのがオススメです。
僕が実際に結婚式のコストを落とした方法



それでは実際に僕がコストを半額以下に抑える為に行った方法をご紹介していこうと思います。
それがこちら。
- 日程によってはコストダウンが可能
- 持ち込みOKの結婚式場を選ぼう!
- 他社と比較・検討中であることを伝える
- アップグレードを提案してコストダウンを検討してもらう
- 契約を考えていると言う事をきちんと伝える事が大事
- 結婚子育て資金贈与制度を利用する
日程によってはコストダウンが可能


式の日程は費用に大きく関わってきます。
ローシーズンだと同じプランでも費用が安くなる事がありますし、仏滅や赤口など六輝(六曜)的にあまり良くないと言われる日だと交渉できることも多いです。
これは式場側としても大安などの人気の日どりに申し込みが集中してしまい、一般的にあまり人気でない日に予約が空いてしまうよりは、少し安くしてでも分散して申し込みをして欲しいからです。
その為式場によっては値引きの他にも料理をアップグレードしてくれたりと、あらかじめ特典を用意してくれているところもあります。
六輝にこだわりがなければ、2人にとって重要なことを優先させても良いと思います。
特に日程はコストダウンに大きく影響する要因になるので何がOKで何が嫌かをあらかじめ2人で話し合っておきましょう。
持ち込みOKの結婚式場を選ぼう!





僕は自作して持ち込みたいものが多かったので、この部分をうまくまとめることで費用を大きく落とすことができました。
持ち込み可能?費用を抑えるには式場選びが超重要!
基本的に式場で手配するものは、相場よりも高めの値段設定のものが多いです。



だったら別で手配をしてそれを使えばいいじゃん!
と思うかもしれませんが、持ち込みの場合は別途持ち込み料を取っている式場が多いです。
つまり、
【自分で手配したものの費用】+【持ち込み料】<【式場での手配した場合の料金】
上記のように持ち込み料を足しても式場での手配より安い場合は、結果として費用を抑えることができます。
自作できるものはなるべく自作して費用を抑えたい!と思っている人は、
式場の持ち込み料についてしっかりと確認をしておきましょう。



僕は自作したものが多かったので、最初から持ち込み料がかからない式場を探しました。
持ち込みOKの結婚式のメリットとデメリット
では持ち込みがOKの式場のメリットとデメリットをご紹介していきます。
持ち込みOKのデメリットもしっかりと把握したうえで検討していきましょう。
特に時間と手間に関しては、やる事がただでさえ多い結婚式準備と並行して行うので、余裕を持って取り組む事が重要です。
ただ式場の手配ではなく持ち込みがOKとなると、洗濯できる範囲がぐっと増える為、オリジナリティの有る結婚式を行うことができます。
負担は増えますが自分達を表現しやすくなるので、予め大まかでもいいのでスケジュールを立て、一緒に楽しみながら進められると良いでしょう。
他社と比較・検討中であることを伝える
冒頭でお伝えしたように、結婚式では数百万円単位という非常に高額な金額が発生します。
それは新郎新婦だけでなく、式場側にとっても同じ事。



是非ともうちの式場で挙げて欲しい!
という思いで、各社大きなブライダルフェアや広告を打ったりしています。
費用を抑えたい場合は必ず他社と迷っている事を伝えましょう。
実際に他社のブライダルフェアなどで作成してもらった見積もりが有ればなお良いです。



式場側も折り合いのつく範囲だったら値引きも検討するので契約して欲しい!という思いがあるので、前向きに相談に乗ってくれるケースが多いですよ。
アップグレードを提案してコストダウンを検討してもらう





何でもかんでもとにかく全部値引きしてー!
これでは相手も話を聞いてくれなくなってしまいます。
お金をかけたい部分は予算を増やし、その代わりここは抑えたいんです、という提案をしてみましょう。
無理に費用を上げようとしなくても、式場側の初期見積もりからは費用が大きくなるのが割と一般的です。
ですのでこだわりたいポイントについては、当初のプランよりアップグレードする事も実際多いです。
式場側のメリットも考えながら提案をすれば、こちらの要望を聞いてくれる事も十分あります。



実際に僕は二次会のパーティーを系列店でやる事で全体の費用を抑えてもらいました。
式場側に出してもらった見積もりを元に、
「ここの費用はもう少し抑えたいな」
という部分と一緒に
「ここはもう少しお金をかけてもこだわりたいかも!」
という部分もピックアップして伝えてみましょう。
契約を考えていると言う事をきちんと伝える事が大事


費用の相談について式場側が気になるのは



じゃあこの費用の部分がどうにかできれば契約してくれるの?
と言う事です。
式場側もお二人が何社も見積もりを取っている事は承知しているでしょう。
その中でもなるべく希望に寄り添い、自分達の式場で式を挙げて欲しいと思っています。
<逆の立場で考えてみましょう。>
お二人の要望に応えるべく、費用を抑えられるよう上司に掛け合う時、



あとはここの費用の部分だけ希望通りになればうちで式を挙げてくれることになっています!
と伝えられた方が上司の承認を得やすいですよね。



基本的にはこちらで式を挙げたい!
その為にあと【この部分の費用】だけなんとか抑えたい!
というスタンスが大事です。
予算さえクリアできればここで式を挙げることに決めます!という点をしっかりと相手に伝えて検討して貰いましょう。
プランナーさんを味方につける事が超重要です!
結婚子育て資金贈与制度を利用する
両親や祖父母から結婚資金のまとまった援助が受けられる方は、「結婚・子育て等資金の一括贈与の非課税制度」を利用することで節税ができ、結果的に費用を抑えることができます。
結婚等の資金について一括贈与を行う場合は原則として贈与税がかかりますが、受贈者1人につき1,000万円までの(結婚関係は300万円まで)非課税枠が設けられる制度です。



僕もこの制度を利用することで通常だとかかってしまう贈与税が非課税となったので、援助額をそのまま結婚式の資金に充てることができました!


うまく節税をすることができれば使えるお金が増え、結果的に費用を抑えることにつながります。
要項を確認して、使える制度は積極的に使うのがオススメです。
費用の相談の際に抑えておきたい3つのポイント


では実際に費用を抑える相談をプランナーさんにする際に、気を付けた方がいいポイントを3つご紹介します。
- そもそも値段の交渉ってしてもOK?
- 基本的には初期見積もりでは絶対に収まらない
- プランナーさんとの信頼関係はとても重要
そもそも値段の交渉ってしてもOK?



お祝い事なので値引きの相談や交渉をするのは少し気が引ける
と思うかもしれませんが、費用の相談をする事自体は普通の事です。
これから結婚生活を始める上でもお金はとても大事です。
費用面の不安の事も含めプランナーさんは相談に乗ってくれます。
どれくらいの予算で考えていてどの部分はこだわりたいかなど、式場への相談の前に2人でよく話し合って意見をまとめておくことが大事です。
また、契約をしてから費用について相談するのはかなり難しいです。
費用について相談したい場合は必ず契約前に行いましょう。
逆に費用について納得できていない場合は急いで契約せずに、プランナーさんに相談したり他の式場の情報も調べてみましょう。
初期見積もりでは絶対に収まらないと思っておいた方がいい
最初に提示される見積もりは必要最低限のプランの事が多いです。
最終的には初期プランから100万円のUPなんていう事も良く有ります。



逆に初期プランから1番低い設定ではなく、中くらいのプランで設定をしている所は信用できるな、と感じます。
複数の式場と比較を行う際は初期見積もりではなく、自分たちの要望を取り入れた最終見積もりで比較を行いましょう。
プランナーさんとの信頼関係はとても重要
交渉を行う相手のプランナーさんは、実際に式を行うまで親身になって打ち合わせをしてくれたり、式当日も大変お世話になる方です。
最高の式を共に作り上げてくれるパートナー的な存在です。
その為プランナーさんとの信頼関係はとても重要と言えます。
交渉の際も無理に要望を押し通そうとしたりせず、伝え方や交渉の仕方は十分気を付けましょう。
この人の為なら頑張りたい!と思って貰えるような関係を築けるようにするのが望ましいと思います。
まとめ


今回は結婚式の費用を抑える為の6つの方法についてご紹介をしました。
- 式の日取りを考える
- 自作して持ち込みを利用する
- 他社と比較して値下げを検討してもらう
- アップグレードを提案して他の部分のコストを下げてもらう
- 予算クリアで申し込む旨を伝える
- 援助を受けられる場合は非課税制度を利用する
結婚式は挙げて終わりではなく、これから始まる結婚生活のスタートとなる行事です。
上手に結婚式の費用を抑えて、そのお金で新婚旅行のホテルのクラスを上げたり、これから始まる新生活の資金に充てた方が私は良いと思います。
お世話になるプランナーさんとの信頼関係を築きながら、式の費用を圧縮できるようまずは自分達にはどんなところがあてはまるのか、2人で話し合ってみましょう。
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